富士フイルム選手権2010年11月4日(木)5日(金)6日(土)開催コース:平川カントリークラブ 〒266-0004千葉県千葉市緑区平川町405番地
「行くしかない!」。スタート前、最終日のプレー目標はピンをデッドに攻めると決めた05年賞金王の三好隆。攻撃ゴルフが奏効し、最終日に12位タイから5位に急浮上して大会を終えた。
初日70の2アンダーで発進したものの、2日目に73を叩いて12位タイに順位を下げた。その原因は、パット。インパクト以降、ラインにボールを乗せようとしてヘッドを振り出す悪い癖が出てしまっていたからだった。それに気づき、2日目のホールアウト後にはパッティンググリーンで普段以上の練習を積んだ。
「バックストロークと同じ軌道でヘッドを振り出してインパクトする」(三好)ことに専念し、その甲斐あってインパクト以降、ボールを追いかけるように右肩が前に出てしまう悪癖も治まったという。
最終日はスタートホールでボギーを打ったものの2番ホールで8メートル、3番ホールは3メートル、4番ホールではイーグル逃しながら確実にパットを決め、3連続バーディーの快進撃を演じた。好調なパットでショットも冴えを見せ始め、バックナインに入ってからは14番ホールでバーディーを奪取。15番ホールのパー5では、ピン横10ヤードのカラーからチップイン・イーグルを決めた。
三好は1イーグル・4バーディー・2ボギーの68、猛追ゴルフで最終日のベストスコアをマーク。単独5位の成績に「100点満点で80点の上出来ゴルフでしたね。自分としてはリベンジした気分ですよ」と満面笑みを浮かべた。
先週の日本プロシニア最終日のバックナインで「42の大叩きで27位に急降下。同じ轍だけは踏みたくない。その悔しさを今週の試合では晴らせた思いです。こんなに速いグリーンで好スコアを出せたのもパットのお陰です」と三好は頬を緩ませていた。