トーナメントレポート

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マークセンが逆転優勝で2年連続の賞金王を確定!



2016 富士フイルム シニア チャンピオンシップ

 千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンで開催の『富士フイルム シニア チャンピオンシップ』最終日は、前日に7アンダーの猛チャージをかけて2位タイに浮上していたプラヤド・マークセンが、この日もベストスコアタイの5アンダーと爆発。最終的に2位に2打差をつけての逆転優勝を果たし、2年連続となる賞金王を獲得しました。  2位には、前日単独トップに立った崎山武志の9アンダー。3位タイには7アンダーで、グレゴリー・マイヤーと室田淳が並びました。賞金ランキング2位でこの大会に入った米山剛は、前日に続いてこの日もスコアを伸ばせずイーブンパー、通算1アンダーで単独19位でした。

 優勝して2年連続賞金王を確定させたマークセンは、「去年も賞金王になり、今年もなって2年連続で取ることができて、とてもうれしいです」と喜びのコメント。一方、逆転優勝を許した崎山は、「マークセンもドライバーがちょっと曲がっていたり、バーディーチャンスを外したりと、隙がないわけではありませんでした。僕が午前中、悪くても1アンダーくらいで回って後半に臨めれば良かったんですが、ちょっと自分自身のショットも良くなかった」と、前半9ホールで2つのボギーを叩いてしまったことを悔やんでいました。

 マークセンの2年連続賞金王は、2006、2007年の室田淳以来の快挙です。また、マークセンが稼いだ現時点の賞金、6895万4791円は、昨年自身が達成した6227万8000円のツアー記録を抜き、まだシーズンが2戦を残す現段階で、年間獲得賞金史上最高額の更新となりました。




2年連続賞金王に輝いたマークセンの強さの秘密は“謙虚な心”



2016 富士フイルム シニア チャンピオンシップ

 まさに有言実行と言える、プラヤド・マークセンの優勝でした。マークセンは2日目を終わったところで、「明日は4アンダー、5アンダーを出せば勝てると思う」と最終日への展望を語っていましたが、実際に前半で3バーディー、後半でも2バーディーを奪って5アンダー。しかもボギーはゼロと、前日に出した65(8バーディー、1ボギー)という3日間のベストスコアにも劣らないほどの内容でした。 「今日、5アンダーを出して優勝することができてうれしい。今日はノーボギーだったので、その点もうれしい。今日は昨日よりも咳が減ったので、とくに心配もなく、昨日よりもいいプレーができた」

 ただ、前半で9アンダーまで伸ばしても、まだ勝負はわからないと思っていたそうです。実際、9番ホールのグリーンに上がったときに、マークセンはかなり長い時間、隣の18番ホール横にある大きなビジョンに映し出されたスコアボードを眺めていました。 「9アンダーになった時点では、まだ2位は2打差の7アンダーだったので、まだ勝てるという確信は持てなかった。去年の経験(昨年は最終日を2打差のトップでスタートしながら逆転負け)もあったので。去年はスコアを崩して勝てなかったので、2打差というのはまだ確信できなかった」

 それでも、さすがに18番のパー5で2打目を放ったときには、もう勝利を疑わなかったようです。同じ組で回る崎山武志が先に2オンを果たしていて、もしそのイーグルパットが入れば、その時点で10アンダーのマークセンと並ぶ可能性もありました。ですが、マークセンはテレビカメラに向かって、指で4を示すポーズ。 「今シーズン4勝目の意味だった」  崎山よりも内側に2オンさせたスーパーショットが、勝負を決しました。

 まだシーズンは2戦を残しているにも関わらず、2年連続の賞金王を獲得。しかも、昨年自身が記録した、年間獲得賞金史上最高額も今大会であっさりと超えてしまいました。誰もが認める、マークセンの圧倒的な力。ただそれでも、本人はいたって冷静です。 「2年連続賞金王になれたのは、賞金が多い大会で優勝できたことが大きな要因だと思う。でも、賞金が多いからがんばろうとかいうのではなく、出る試合はいつも勝ちたいと思っている。そのなかで、たまたま優勝したのが、賞金の高い大会だった。そのときの天候が良かったとか、体調が良かったとか、そういった運も味方してくれて賞金王になれたのかなと思う」

 驚異的な飛距離、ショット力など、マークセンの強さの理由はいろいろと語られますが、この謙虚さこそが、マークセンのいちばんの武器なのかもしれません。




『富士フイルム シニア チャンピオンシップ』では、今年も目玉企画の「カート観戦ツアー」が行われました。



2016 富士フイルム シニア チャンピオンシップ

 今年参加されたのは、抽選で選ばれた10名の方。試合がまさに佳境に入る最終日最終組のバックナインを、3台のカートに分乗して追いかけ、ギャラリーロープのなかから観戦することができるという、ゴルフ好きにとってはたまらない特典です。

 実際みなさん、10番ホールから始まったこのツアーにおいて、ときにはフェアウェイに降りて、ときにはカートのなかから、熱心にプロのプレーに見入ってらっしゃいました。お一人のラッキーな方にお話をうかがったところ、「やっぱりロープのなかだと、迫力が全然違いますね。とくに弾道がすごい。セカンドショットなどで、プロの真後ろで、けっこう近くから見られたりしますので。いつものロープの外だと、ほとんど斜めにしか見られませんからね。最高です」と、楽しそうに語ってくださいました。

 また、もう一人、別の方にうかがうと、「やっぱり楽しいね。プロの説明が聞けるのもいい」とのこと。そうなんです、この企画がすごいのは、じつはカートを運転してくれるのが、プロだということ。最終組のプレーを見ながら、逐一、そのプロからいろいろ説明を受けられるわけです。12番ホールでは、プラヤド・マークセンの第1打目が左のラフに行き、セカンド地点に来たマークセンは、カジュアルウォーターではないかと、マーカーの崎山武志に判断を仰いだ場面がありましたが、このときも、参加者の方々は、いろいろとプロから説明を受けて、話が弾んでいました。




本日はOUT・INの2WAYスタートで最終組は10時です。



2016 富士フイルム シニア チャンピオンシップ

*写真は水巻善典

 千葉県にあるザ・カントリークラブ・ジャパンにて開催されている第10回の記念大会、2017年『富士フイルム シニア チャンピオンシップ』も、いよいよ最終日を迎えました。本日も、第1組がスタートした午前8時ごろは曇り空ではありましたが、肌寒いという感じはなく、その第1組の田中泰二郎は、ティーインググラウンドまで着てきたセーターを脱いで第1打目を放ち、スタートしていきました。この後は、晴れの天気予報も出ているので、本日も最高のゴルフ観戦日和となることでしょう。ぜひ、みなさま、会場に足をお運びになって、最終日の熱戦を直にご体感ください。

 本日は、全選手が1番ホールからスタートした前2日間とは違い、1番と10番ホールに分かれてのスタートです。2日目を終わってトップに立った崎山武志、そして2位タイのプラヤド・マークセン、グレゴリー・マイヤーの最終組は、10:00ちょうどのスタートです。

 なお本日は、クラブハウス前に富士フイルムの販売ブースもオープンしています。デジカメなどの機器はもちろん、「アスタリフト」ブランドのスキンケア商品やサプリメントなども販売されていますので、ぜひ、お立ち寄りください。

 ※1番ホールから第2組でスタート予定だった湯原信光は、背筋痛のため、最終ラウンドスタート前に棄権となりました。

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